3人のアラシックスは語る
友人とそのお母様が、爺さん宅に遊びにきてくれた。
うちの両親とそのお母様は、アラフォーならぬ、アラシックス世代。
昔の話。
そう、はるかはるか昔の話で盛り上がっている。
もう”三丁目の夕日”とほぼ同じ時代のリアルな話が飛び交うのである。
友人と爺さんは、ただただ圧倒され、笑うばかり。
国道が砂利で、アスファルトの道路など無かった。
荷車を馬が引いて歩き、馬糞が道に落ちていた。
街頭テレビがあった。
昔のテレビには蓋が付いていた。
テレビはやって無い時間帯が当たり前のようにあった。
1円で何個も買える駄菓子があった。
氷で冷やすだけの冷蔵庫があった。
学校には石炭のストーブがあった。
バナナを初めて食べた時、世の中には、こんなに旨い物があるのかと感動した。
などなど。
その後、オリエンタルカレーと書かれたトラックがやってきて、人を集めるためにちょっとしたショーをやり、集まった人たちにカレーを売る という商売があったという話で盛り上がる。
「なんかトラックの後ろがステージになっていて・・・」とか
「女の人が歌うカレーの歌があった・・・」とか
「販売員が腹話術をやっていた・・・・」とか
友人のお母様は、東京にいたので、この宣伝トラックの事は見たことが無いらしい。
千葉県出身の父は、少しだけ知っているようだった。
母はカレーの歌のサビの部分を覚えていて、そこだけ何度もリピートして歌っているが、だれもその曲を知らない。
伯母に電話し、オリエンタルカレーのトラックや歌を覚えているか?と聞くと、
「歌は覚えてないが、トラックのような物は見たような気がする。」と言う。
もう50年前の話なので、かなり曖昧な部分があるが、歌の歌詞とメロディーが正しいのかを確認したくなってきた。
皆が話し疲れた頃、僕はオリエンタルカレーで検索してみた。
すると、ありました。
50年たった今も、同じカレーを売っているらしい。
その会社の歴史のコーナーを見ると、確かにトラックの後ろがステージのようになっている車の写真がある。
また、走りながらかかっていたというカレーの歌も聴くことができた。
母はそれを聞いて大喜び。
なんせ50年間覚えていて、50年ぶりに聴いたのだから。
ちなみに、オリエンタルカレーの歌は下のURLから聴くことができます。
http://www.oriental-curry.co.jp/more/song.html
母が覚えていたのは、サビの「オリエンタルカレー」の部分だけであったが、メロディーは完璧に覚えていた。
昭和生まれの人が聴けば、何故か懐かしく感じる曲になっています。
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