« トラベル・レポート 青森、秋田 無事帰宅、乾杯の酒 | トップページ | デジ物コバナシ魂 そういやエラーが出なくなったなぁ »

2009年4月30日 (木)

シネマごしっぷ スラムドッグ$ミリオネア

20090430_2

主人公ジャマールが2000万ルピーまであと一問というところで、クイズの進行と同じように「彼が2000万ルピーまでこれたのは?」という質問と共に4択が出題される。
 A:イカサマをした
 B:運が良かった
 C:天才だから
 D:運命だから
さてこの中で正解はいずれか?という導入でスラムドッグ$ミリオネアは始まる。
いい感じの出だしである。

しかし、アカデミー賞をとった映画というのは、「素晴らしいけど面白くない」っていう作品が多いので、この作品も期待はしてなかったのですが・・・・
面白かった。
問題にどう答えるか? そしてそれは正解なのか? という事よりも、なぜその答えに行き着くのかの過去映像の方が重要なのだと、少し見てから気付く。
無学の主人公が、正解を出し続けられる理由。
それは生きるためにやってきた事であり、本来ならば知りたくもない現実。
スラムに生きるという意味を、爺さんは甘く見ていたんでしょうね。
貧困問題、ヒンズー教とイスラム教の宗教問題、児童誘拐、少女売春などが描かれる。
結構ショッキングなシーンなどもありました。
実際は、映画のさらに何倍も厳しく、残酷な世界なのでしょうけど、映画の統一感を考えたら、この作品くらいの説明で良いのでしょう。
ただただ辛いだけの映画ではテンポも悪くなるでしょうし。

気になったのは、ラストのエピローグ的なダンスシーン。
歌と踊りが必ず入るインド映画へのオマージュか? 北野武版、座頭市のパクリなのか?
舞台の最後のカーテンコールのように、登場人物総出演で、踊る辺りは、座頭市のやり方と同じである。
座頭市のラストも好きなんで、それっぽいシーンがあっても、爺さんは容認派です。
でもやらない方が良かったように思います。

期待してなかっただけに、意表を突かれ面白かった。
トレインスポッティングも借りてきてみようかな?と思ってみたり・・・
星5つ満点で
☆☆☆
です。
過度な期待はできないけれど、そこいらの映画よりはずっと楽しめる快作であった。

« トラベル・レポート 青森、秋田 無事帰宅、乾杯の酒 | トップページ | デジ物コバナシ魂 そういやエラーが出なくなったなぁ »

シネマ と ドラマ ごしっぷ」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。