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2011年1月12日 (水)

僕と うつ病、闘病記 弟の一番のお宝を送りました

弟が亡くなり、部屋を見ていた時にある物に目が行く。
大きなダンボールが部屋の目立つ場所に置かれ、宛名とあて先が書かれている。
これを自分の死後、送ってほしいという事らしい。
弟が作った「金田のバイク」だと思った。
先日弟の遺品整理をする際に、その箱を開けてみたのだが、入っていたのは、やはり「金田のバイク」
フィギュアだけで40~50センチくらい長さがあるだろうか?
かなり大きいが、細かい部分まで作りこまれている。
手書きの解説書によると、オークションに出せば、最低価格10万でも行けるとあった。
これだけの物を自分で作れる技術、センス、知識があるのなら、死ぬ前にフィギュアの世界で勝負できなかったのだろうか?
そういう世界で食べていけるのは一握りの人だけだろうし、厳しい世界なのは想像がつくけど、死を選ぶ前に、やるだけやってみようと思えなかったのだろうか?
そういう職探しはしたのかもしれないし、やってみたけど無理だったのかもしれないし、そんな素人が作ったレベルでは通用しなかったのかもしれないが、可能性の話で、「もし」を考えてしまう。


一昨日の夜は母から、フィギュアを送る相手の人(Mさんとする)と電話して、弟が亡くなった事やフィギュアを送った事などを伝えたのだが、Mさんも、驚いていて、泣いてしまっていたらしい。

昨日の夜、Mさんから母の携帯に電話がかかってきた。
無事、フィギュアを受け取ったという内容。
届いたフィギュアは一生大事にすると言ってくれ、弟とのエピソードをいくつか聞かせてくれたようだ。
Mさんの結婚や、お子さんが生まれた時などは、弟からお祝いを贈ったりもしていたらしく、一番の友人だったそうだ。
こんど奥さんと子供を連れて、線香をあげに来てくれるという話も出たらしい。
真面目で礼儀正しくて、一番の友人だったというMさんにも、自分の弱い所は一切見せずに、逝ってしまった弟。
結局、家族にもMさんにも何も言わずに、常に明るく、気遣いして、周りを和ませる事ばかりで、弟は逝ってしまった。


Mさんとの電話の後、母と弟の話になって、誰か一人にでも弱い部分、ダメな自分をさらけ出せたら、こんな事にはなってなかっただろうと話した。
人に弱みを見せないのは、強いんじゃなくて、弱いからなんだと思った。
プライドなんだか、気遣いなんだか、分からないが、そんなの何の得にもならない。
そんなんで死んでしまったら、どうしようもないし、残された周りだって、後悔ばかりでボロボロになってしまう。

毎日のように泣いているし、一日中弟の事を考えてるし、この様子を、弟はどこかから見ているんだろうか?
どう思ってるんだろう?
フィギュアが無事、Mさんに届いた事は喜んでくれていると思う。


僕は生きないとね。
また死なないようにがんばります。

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