“裏” あぜ道通信

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2013年6月 4日 (火)

トラベル・レポート 内子の町並、内子座

20130604四国岡山旅行に来ているわけですが、2日目です。
高知県から峠を越えて、愛媛県に入りました。
目的地は内子町の八日市護国地区。
国の重要伝統的建造物群保存地区です。

南北600mにわたって町家や豪商の屋敷などを見る事ができます。
江戸時代中期以降、大火に見舞われることがなく、和紙と木蝋によって得られた富から質の高い町家が建てられました。
山裾の傾斜地にあったことから都市開発が遅れ、結果として伝統的な建物が数多く残されることになりました。
今は、竹細工の店や野菜果物豆などを売っている店が並びます。

江戸時代、内子は大洲藩の領地で、物資の集積地として繁栄。
18世紀には商品作物としてハゼノキが植えられ、木蝋生産が拡大。
19世紀半ばには本芳我三右衛門が画期的な製法を発明し、大量生産・分業制が確立、19世紀末から20世紀初頭にかけて、パリ万国博覧会・シカゴ万国博覧会・内国勧業博覧会で数々の表彰を受けたことで、内子の木蝋は日本を代表するブランドになりました。
明治末には愛媛県の晒蝋(はぜろう)生産量が全国1位となり、内子町はその7割を生産していたそうです。

さて、内子町で有名な大森和蝋燭(わろうそく)屋に到着・・・したのですが、お昼休みだそうで、店は閉まっていました。
13時にまた開店するようなので、それまで他の場所に向います。

次なる目的地は、内子座。
歌舞伎劇場です。
保存地区の外れにあり、駐車場から1km近く歩いたかな。
内子の町が木蝋で栄えていた頃、人々の娯楽の場として発案され、地元有志の出資により創建されました。
歌舞伎や文楽、後に映画や落語なども演じられる。
その後昭和40年代に老朽化により取り壊されようとしていが、町作りの核として活用していくべきとの町民からの要望により復原され、今日に至っているます。
何か公演されていたら、中を見学する事はできないので、見られるか心配していたのですが、平日という事もあり、貸切状態で見る事ができました。
嬉しいのは、舞台に上がれるという事です。
役者にでもならない限り舞台の上など上がる事はできないですが、あっさりと上ってしまいました。
まさ爺舞台俳優デビューです。
後は花道も好きな様に歩くことができます。
升席もあります。
一升で購入するようになっていて、買ったらその升に何人座ろうと自由というから面白い。
普通なら4人でしょうけど、子供がいたら5人くらいは入れそうです。
もちろん、1人で悠々と座る事もできます。
ちょっと寂しいけど。
舞台の脇に「↓奈落」という看板が建っています。
もちろん見に行きます。
奈落に下りると薄暗く、空気もひんやりしています。
怖いというような雰囲気は無く、舞台裏に潜入って感じです。
回り舞台の装置も見れました。
装置というか人力で舞台を回すのですが。
今は電動で回るようになっているそうです。
あとは舞台中央と、花道に、下からせり上がる装置。
これは今でも人力らしいです。
神輿を担ぐ要領で、2人で柱を担ぎ、中央の1人が舞台上に上がる仕組みです。
こういう物はなかなか見る事ができないので、貴重な体験となりました。
内子座の2階席で風に当たりながら、しばらく舞台を見下ろしていました。
ふと疑問に思ったのですが、これらの席はどれが一番良い席なのでしょうか?
俗に言うアリーナ席は、舞台から近いですが、升席になっているので、窮屈です。
幾分斜面になっているのですが、後ろの席になってしまったら、見やすいとは言えないでしょう。
舞台を左右から見る席は椅子になっていますが、斜めになってしまうので、首が疲れそう。
2階席は前をさえぎる物が無いので見やすそう。
でも舞台までの距離があります。
どの席も一長一短ですが、正解は分かりませんでした。

さて、大森和蝋燭屋に戻ってきました。
のれんを潜り店内に入ります。
今の店主が6代目だそうで、7代目と一緒に中で蝋燭を作っています。
和蝋燭独特の、太い芯に溶けた蝋を塗りつけていきます。
これを素手でやっているのですが、蝋が液体になる温度ですから、相当熱いはずです。
店主は表情には何も出さずに、黙々と蝋を塗りこんでました。
ありゃ熱いのやせ我慢しているな。
店内には色々なサイズの蝋燭が並んでいます。
冷やかしで入るのも悪いので、一番小さな12cm?の蝋燭を3本買いました。
630円ナリ。
弟の線香を点ける時に使う蝋燭に使おうと思ったのです。
店主の奥様の話によると、この和蝋燭1本で、1時間以上燃えるそうです。
また溶けた蝋は周りから垂れる事は無いそうで、それも火が長持ちする理由にもなっているそうです。
また、一般的な蝋燭のように、芯が燃えて無くなる事はなく、芯が残るそうで、定期的に芯をハサミで切る必要があるそうです。
良い買い物をしました。

この日は旅行中最も暑い日だったらしく、駐車場への帰り道は緩やかな上り坂だった事もあって、かなりバテました。
健康じゃないとこういう旅はできないよなぁ。
頑張って元気なオッサンを目指します。

明日は、この旅最大の問題場所に行きます。
苦労して山道を進んだ先に現れたのは、果たして。

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