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2013年10月15日 (火)

トラベル・レポート 長野県 馬籠宿&妻籠宿

20131015「木曾路はすべて山の中である。
あるところは岨づたいに行く崖の道であり、あるところは数十間の深さに臨む木曾川の岸であり、あるところは山の尾をめぐる谷の入り口である。
一筋の街道はこの深い森林地帯を貫いていた。」

島崎藤村の「夜明け前」の書き出しである。
この簡潔で、想像力を掻き立てる文章が描く情景が、今回の日帰り旅行の全てだった。

今回の行き先は、馬籠宿(まごめじゅく)、妻籠宿(つまごじゅく)である。
馬籠宿、中山道43番目の宿場で、木曽11宿の一番南の宿場町。
1895年と1915年の火災により、古い町並みは石畳以外消失したが、その後復元され現在の姿となる。
坂に沿う宿場で、多くの観光客が訪れる。
石畳の両側に土産物屋がならび、史蹟の保全がされている。
ほぼ中間地点に、旧本陣であった藤村記念館(島崎藤村生家跡)がある。
プラス20%のこう配と聞かされてはいたが、かなりの急斜面。
階段ではなく、石畳なので、楽なのか辛いのか分からない。
すごい人ごみで、ゆっくり歩いたり、写真を撮るのは難しい。
しかし、坂があるこの場所に宿場町を作るしか無かったのだろう。
当時はわらじでこの坂を人が行き交いしていたのだと思うと、興味深い。

馬籠宿を後にして、次の行き先に向かいます。
行き先は妻籠宿。
中山道42番目の宿場で、隣接する馬籠宿と合わせて木曽路を代表する観光名所として名高い。
経済成長に伴い全国の伝統的町並みが姿を消してゆく中、いち早く地域を挙げて景観保全活動に取り組んだことが評価され、1976年、国の重要伝統的建造物群保存地区の最初の選定地に選ばれました。
馬籠宿と妻籠宿はセットで見る人が多いそうですが、隣同士だし、同じ宿場町でしょ?
そんなに違いが無いんじゃないかと思っていたのです。
でも違いました。はっきりとね。
馬籠は坂の宿場町、お土産屋や食事処が多くあり、若者が多かったような気がします。
一方妻籠は平地にあり、お店は少なめ、歩く人々も落ち着きがある人が多かったような気がします。
妻籠は粛々とたたずんでいるような感じです。
どちらもそれぞれの良さがあるのですが、妻籠の方が好きだなぁ。

因みに島崎藤村の「夜明け前」はどういう話かというと・・・
僕も読んではいないのです。
でもこんな話だという粗筋は母から聞きました。
藤村の父親をモデルにした、明治維新前後の歴史小説だそうな。
時代が江戸から明治に変わる激動の時代を描いた小説は数多くありますが、そのほとんどが偉人達を中心とした話。
この「夜明け前」は明治維新を庶民の目から描く珍しい話だそうです。
時代が変わる夜明けを前に、藤村の父がどのように生きるのか?を描く。
新時代がやってくる事で、今の暮らしが少しでも良くなるだろうと期待を胸にしている藤村パパ。
しかし新政府になると、生活はさらに厳しくなり、藤村パパは、政府に訴えに行く。
でも何も現状は変わらないどころか、藤村パパは辛い仕打ちが待っていて・・・・ といった内容だそうです。
ラストまで主人公は報われないそうで、読んでいて辛そう。
ちょっと読むには、気力体力共に僕は満たしていないと思う。

写真は、妻籠宿の一枚。
建物をメインに撮りがちですが、思い切って、澄み切った秋の青空をメインに撮りました。
うん、写真のセンスは無いね僕は。

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トラベル・レポート」カテゴリの記事

コメント

こんばんは☆
旅レポ楽しいですね!
まさぴょんの撮影した写真、空の濃い青さと、かすかに見える山、周りの雰囲気と緑、ベストショットですね!
私の大好きな写真☆

まさぴょんの家族はみんな知的って感じがする。
私の知らない歴史的登場人物ばかりだけど、まさぴょんの記事を読んでいると、だんだん興味が出てきます。

今、通院帰りに買ったローソンの唐揚げ弁当とハムたまごサンドイッチと、おうちにあったインスタントの味噌ラーメンを食べましたが、スイーツを買い忘れるという大失態。
風邪は長引く一方ですが、食欲が出てきたし、発作や予期不安もありません。
今日の身体測定では、思いっきりインチキして、35キロちょうどでした!病院に入る前、駐車場で2リットルの六条麦茶全部と、カップのカフェラテ飲んだので、2キロ増成功(笑)

さおぽん、こんばんは。
写真は完全に独学です。
モザイクをかけないといけないような者も写ったりするので、写真の選考が大変でした。

島崎藤村は、僕もほとんど知らない人物で、そんな人の本まで読んでいる母を、ちょっと見直しました。
でも暗い話はちょっと読んでいて、気分が滅入ってきちゃうでしょ。 だから夜明け前は読まないだろうなぁ。

旅の朝食はローソンだったのだけど、アップルパイが大当たりでした。
林檎が大きめの乗ってて、ヤマザキのアップルパイが無くなっても、これがあるからイイ!!と思えしまい、気の変わりようの早さに、自分でも呆れましたとさ。

風邪治りませんか。
でも発作が無いのが救いですね。

2キロ増の疑惑判定、良かったんだよね???
うん、良かった事にします。

ただいまぁ~

皆様には母に対する哀悼の
言葉を頂きありがとう
ございましま
お陰さまで無事に母を
送り出す事ができました
また、私の事まで心配して
頂き、感謝申し上げます

まだまだやることが
沢山あってメソメソして
いられません
遺品整理に25万も掛かるので
葬儀が終わっても
お金が出てゆくばかりです

さてさて まささん
素敵な所に旅してきましたね
その場所は母と二人旅をした
思いでの場所です
前日もお話しした「骨酒」も
妻籠で頂いたお酒です
私も妻籠の方が好きです
夜はまさに星が降る様でした
まささんの話を聞いて
また訪ねたくなりました

皆さんの愛を感じた
M姉でした

まさ爺、今日もありがとう。

M姉さん、お帰りなさい。
2~3週間は書き込みは無いだろうと思っていたけれど、早いし、元気そうだし、ちょっと無理してんのかなぁと思ってみたり。
確かにやる事が多いと、悲しんでなんかいられないから、助かる部分もあるよね。
でも、疲れと一緒に悲しみがやってきて、どーんと落ちるような感覚になるかもしれません。
僕らは、応援コメントを書く事しかできないから、復活はM姉さんが頑張るしかないのです。
それでも応援します。
頑張れぇ~M姉。
M姉の頑張りは、お母様もきっと見てるさ。

まさ爺、ありがとう。
頑張るね。

頑張るって言葉もセクハラと
同じで、好きな人に言われたら
嬉しいねのに、苦手な人に
言われたらプレッシャーになる(笑)
勝手ですね…
勿論、ここで言われる
頑張れは素直にココロに
入って来ます。

久し振りの投稿は入力間違いが
多くて失礼しました…

また台風が来ているのですね
大阪は現在雨でございます

再びのおやすみ(-_-)zzz

M姉さん、眠れないのかな?
雨音がうるさくて、嫌な感じだもんね。

頑張れと言っていいのやら。
泣いてもいいんだよと言っていいのやら。
時間が解決してくれるさと言うべきなのか。
どう声をかけたら姉さんにとって一番良いのか、文字のやり取りだけだから、難しいんだよね。
姉さんが、一番楽になる奴を受け取ってくだされ。

大阪は今、一番台風が強い時間帯かな?
茨城はそろそろ最接近かな。

明日は台風一家w(一過)で、過ごしやすい日になるといいなぁ。
M姉が、安眠できますように。
天気もM姉さんの心もピーカン晴れになるといいね。

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