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2015年2月15日 (日)

僕と うつ病、闘病記 社会復帰への道83 2月の病院へ行ってきました

2日前のこの日は平日、店は開店の金曜日。
平日ですが、日に日に体が重くなり、限界が近いうちにやって来るという感覚があり、一日でも早く病院に行く必要があるという自分での判断です。
自分から病院に行かなくてはと思うのですから、相当なのでしょうね。
なにより、僕一人の身体ではなくなっている今の環境を考えると、早めに手を打つのは当然なのかもしれません。

お店はお昼が終わったら、脚を運んでくれたお客さんには申し訳ないですが、店を閉め、すぐに仕込み開始。
この仕込みが無ければ随分と仕事が楽になるのですが、病気だろうと、体調不良だろうと、やらないわけにもいかず、やりました。

終わったら速攻で病院に向かいます。
金曜の病院は激混みなのは分かっていましたが、もはや一日でも早く強い薬を処方してもらわないので、何時間でも待つ事は気にならず。

さて診察が始まります。
いつもの先生の「どぉ~ですかx~」に始まるのですが、
爺「かなり悪くなってきています」
先「どんな感じにですか?」
爺「身体が重いです。」
爺「思ったように体が動きません」
爺「朝は何とか起きられるのですが、営業中は早く動けなかったり、ふらついたり、息切れしたり、深呼吸したりしています」
爺「このままだと、また寝たまま起きられず、その日の朝になってから、今日は出社できないとか言い出しそうなので、先生になんとかしてもらいたいのです。」
爺「あとうつ病の人が良く言うと思うのですが“消えたい”って言うのがありますよね。 あれを通り越して、“終わりにしたい”って考えに支配されています。
仕事も終わりにしたい、生活も終わりにしたい、命も終わりにしたい。 電源のプラグを抜くようにスイッチを切るようにプツリと落として、光も音も僕の心も考えも肉体も何もかも無い状態になりたいと思う事が多いです。」
先「薬を変えよう」
先「うつ病の薬に切り替えます」
先「サインバルタって薬だけど、2週間しか処方できないから、2週間後にまた来てね」
爺「他に少しでも良くするような気持ちの持って行き方、生活習慣の改善、食事など何かありますか? 何でもやらないといけないだろうし、ここでリタイアはできません。 多くの人の期待を裏切りたくないですから」
先「睡眠をしっかりとる事。」
爺「体力的な回復以外にも効果があるのですか?」
先「ある。 ごにょごにょ●▽※□○◇(よく覚えておらず)」

とまぁ、あまりアドバスというアドバイスはもらえなかったようですが、この薬頼みですかねぇ。
比較的短時間で効果が出るという事と、2週間しか処方できないという事からして、強い薬で、ODの危険がある人には出せない薬なのでしょう。
そのODのリスクよりも、自分でやってしまう危険の方が高いと言う事なのか・・・・
確かに車を見ると対向車線に飛び込みたくなりますし、色々と死ぬ方法を考えている時間が増えました。
だからこそ、こうして自分から、店を閉めてでも病院に一日でも早く行きたいと言ったんのですが。

とりあえず、2日前の帰宅した晩から飲んでいますが、飲むと猛烈に眠くなります。
寝る前に飲むのだから問題ないと言えば無いのですが、朝は起きられるのかなぁ・・・・


今、店は軌道に乗りつつあります。
まだまだ赤字ですが、常連さんもつき始め、3種類のメニューの中から、それぞれのお客さんがお気に入りを見つけてくれているような感覚があります。
新規半分、リピーター半分くらいの統計もあるのですが、リピータが新しい連れを連れてきてくれてるので、さらに口コミは広がっていくのでしょう。
なにより、姉のかずのすけが描いてくれた看板の効果が絶大で、関東ではまだまだ馴染みの少ない牛すじをメインにもってくる店が、珍しいのか、ハンドルを切ってくれる人が結構います。
知人が美味しいから一度行ってみたらいいと言われたという人が結構いて、あと3か月もしたら、結構良い感じになっているかもしれない。
ネットで見たという人も少しずつ増えてきています。
ここでリタイアするわけには行きません。
多くの人に支えられて、ここまで来たのですから、血ヘドを吐いてでも出社し、厨房に立たないと。
それくらいやって初めて、やるだけやったと言えるでしょう。
まだ、リタイアするには早すぎます。
そうはなりたくないですが、寝たきりになるギリギリまで、徹底的にやりたいと思います。

身体の事を考えたら、そんな事せずにすぐにでも休養が必要なのかもしれません。
でも、責任という物、信頼という物、感謝、など色々な気持ちがぐるぐると回ります。

今、お店では、さらにお客さんを増やそうと、さらに手を打っています。
夏メニューの開発。
新しい看板。
店内の見直し、改善。
調理方法の合理化、仕込みの合理化、
お客様の要望への対応 など、僕の体調はとは別の方向に突き進んでいます。
正直、言葉は悪いですが、それらはもうどうでもいいです。
ついて行けないのです。情けないですが。
頭は回らないし、身体も重い。
お店には上手くいってほしいし、意見も言いたいのですが、自分の体調をこれ以上悪くしない事が精一杯。
立っている事、少しでも早くお客さんに食事をお出しする事。
綺麗な仕事をする事。丁寧な仕事をする事くらいです。
新しい事を生み出す力は残っていません。
幸運な事に、T珍以外に姉のかずのすけがいるので、クリエイティブな事は心配いりません。

先日も、すじ肉とモツの煮込みの火加減、調理時間、色々なタイミング、鍋からのサインの見分け方、などをT珍に教えました。
僕はずっと目をつむったまま、椅子に座り、ダウンジャケットを毛布のように肩からかけて、眠るように鍋で煮込むすじ肉の音を聞いていました。
目をつむっていても、火加減や鍋の中の様子が分かります。
これくらいにT珍を持って行かないと、いけないでしょうね。
T珍が僕担当の煮込みを聞いてきたという事は、僕のリタイア、あるいは、途中帰宅の可能性に備え始めたという事です。
戦力外通知が出されそうで、悲しいとかいう事ではありません。
悔しいですが、病気がどうなるか分からない以上、早めに手を打つのは正しい。
僕も、のけ者にされたなどとは全く考えてなく、むしろ店が軌道に乗り、T珍が生き生きと働いてくれたらそれでいいんだと思います。

ところで、病院の先生は、こうなる事を半分予想していたような感があります。
数えきれないほどの社会復帰の様子を見てきて、成功した人、戻ってきてしまった人、かなりの数を見て来たでしょう。
先生にも成功するか、ダメなのかは分からないという話を聞きましたが、それは正直な意見でしょうね。
全て違う環境、病状でのリスタートですから、これならいけるなどというものは存在しないのでしょう。
僕はどう思われていたかは分かりませんが、自営である事、病状も落ち着いている事などから、比較的復帰の成功率は高そうに思えたかもしれません。
でも、何かが足りないような気もしていたのかもしれません。

さて、今回の処方の紹介。
朝 メイラックス1㎎1錠
アーテン1㎎1錠

夜 メイラックス1㎎1錠
アーテン2㎎1錠
ジプレキサ10㎎1錠
サインバルタ20㎎1錠
という処方に変わりました。
結構変わりましたよね。

サインバルタという薬が気になったので調べてみました。
憂鬱な気分を和らげ、意欲を高める薬。
副作用が少なく、効果が高い薬のようです。
薬の効果が出るまで比較的短い時間の薬だと言っていたので、その効果待ちでしょうか?
先ほども書きましたが、これしきの事で弱音を吐いているわけにはいきません。
まだまだ症状が悪化し始めている段階。
まだ上がれる可能性はあるし、この状態を維持してくれるかもしれないし、薬が間にあってくれて、なんとかなるかもしれません。
ガンガンやります。ってほどの元気は無くなってしまいましたが、そこそそマイペースに厨房に立ちたいと思います。

そうそう、ロレツが回りづらくなってきているので、それも悪化のサインでしょうね。
上手く話せませんし、複雑な事を話せません。
色んな角度から、自分を客観的に見ているつもりですが、悪化してますね。何度も言う事になってしまってますが。

たったの3か月しか経ってないのに・・・・
打たれ弱い。
というか、面白いお客さんとの会話は楽しいし、ガス台に向かい合って食材の声を聞くのはやはり楽しい。
やはり料理は面白いと思う反面、一度嫌気がさして去った料理界に戻ってきてもやはり、料理はしんどいとも思います。

色々と事を考えている事は、今回の話を読んでくれた人には分かってもらえたと思いますが、まだまだ頑張らないとね。

僕の事を心配してくれている皆さんだったら、早めに休養を・・・という気持ちなのかなぁ。
悪化していくのを、ブログから読むしかないのかと 歯がゆく思う人もいるかもしれませんね。
一人でやり始めた事ならば、とっくにやめてることでしょう。
でも、責任があります。
食堂はT珍の夢でもあります。
かずのすけ、Pちゃんの夢でもあります。
親戚、友人たちの応援もあります。
もはや事は動き出し、そして軌道に乗りつつある今、僕のせいで全てを無かったことに・・・とは行きません。
あいつは良くやったよ。 限界までやった と思えるまでやらないと僕自身一生後悔するでしょう。

まだ、リタイヤは早すぎます。
どこまでできるか、今後どうなって行くのか、とことん、この目で見極めたいと思います。

今日もあぜ道通信に遊びに来てくれて、ありががとう。

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コメント

マー坊、こんばんは。

しっかり読みましたよ。
血反吐を吐くまで頑張らないといけないと言うのはかなり残酷ですね。でももし自分に置き換えたらマー坊と全く同じ考え方をしてると思うわ。自分ひとりの問題じゃないからね。人の事なら、そこまで考えなくてもって思えるのにね・・・不思議。

解りきった事だけど、睡眠は大事みたいだね。私も頓服を切られて睡眠薬を2錠増やされたよ。
サインバルタは私も以前に飲んでました。効果は人それぞれだと思うけど、効き目があるといいね。

頼れる所はご家族に頼りながらやっていくしかないんだね。
しっかりと休養をとって毎日を乗り越えて下さいね。
それとたった3ヶ月なんて言わないで。前にも書いたけど準備段階から入れたら一年以上走り続けて来たんだから息切れしても無理ないと思うんだけどな。だから自分を責めないでね。

難しい事は考えず。発想の転換で、体が動かないのは単純に疲れてるせいもあるかもしれないからもし、かかりつけのお医者様があれば点滴を打って貰うという方法もあるよ。
鬱からきている疲れが点滴で治る訳がないわいバカ野郎と思われるかもしれませんが、藁をも掴む気持ちでやってみるのも悪くないかも。実際私も母の看病中に何度か経験しました。点滴した!って言う気持ちだけでも体が軽くなった様な気がした。ま!頭の片隅にでも置いといて下さい。

ゆっくり休んでね。

まさちゃん?
私がもし、今のまさちゃんの状態と状況だったとして
まさちゃんは私を責めたかい?
それだけはわかって欲しい。

今日もO時更新、出遅れました。
これから書きますね。

Mちゃん、こんばんは。
血反吐を吐くまでは、さすがにオーバーですかね。
でもそれくらいはやらないと、後悔するだろうし、自分出自分を納得させられないと思うので。
家族には、積極的に体調を報告するようになりました。
やはり、向こうからはプレッシャーになるだろうからと気遣っていて、聞きづらい、というか聞かないで欲しと言ってあるのですが、報告する事で、体調を共有できるので、少し気分が楽になります。

たまちゃん、こんばんは。
コメントありがとう。
誰も僕を責めないんですよね。
良くやってるなんて言えない状態なのにね。
自分では、全然動けないのになぁ。

いいやいや!まささんは良くやってますよ!
いきなり毎日働くということ事態が凄いですよ!

焦らず週2.3日からスタートとか御家族と相談してみたらどうかなぁ?(^^)
頑張り過ぎちゃ絶対ダメよーダメ!
(^^)

N子さん、コメントありがとう。
言われてみれば、確かに僕はいきなり毎日働き出したんですよね。
言われて初めて気づきました(笑)
いかに病気を抑えつつ、働くかを、探り探りですね。
頑張ります。
ほどほどに(笑)

そうそう!ほどほどでいいんです!
頑張りすぎてしまう生き方を見直す為に、この病気になったと思って、適度に手抜きでいきましょう〜(^^)

N子さん、こんばんは。
ほどほどに。
これに、久々に気付かせてくれたのはN子さんです。
ちょっと店がオープンしてから、走りすぎたのかもしれません。
昔の料理人時代はもっと動けていた。
もっと早く、もっと正確に、もっときれいに、もっともっと と。
ある程度動けるようになり、やっと戦力になってきたかと言う時に、この体調悪化。
でも、昨日、今日と体調は比較的良くて、出社いやん病は出てません。
手抜きができない生真面目さは、美徳かもしれません。
でも、僕は頑張りすぎてしまうのでしょうね。
どうしてこの病気になったのか? こからはどう変わらないといけないのか。
良く考えようと思います。

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