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2016年2月29日 (月)

初めて一人で婆ちゃんに会いに行ってきた

車で2時間の距離に住んでいる、婆ちゃんの家に一人で行ってきた。
一人で婆ちゃんの家に行くのは、この歳になって初めての事である。
婆ちゃんは90歳。
一人暮らしだ。
Pちゃん(父)、T珍(母)、僕の3人では2か月に1回くらいの頻度で会いに行っている。
が、それで良いとは思わなくなった。
90歳である。
こんな事、考えたくもないが、いつどうなってもおかしくない歳である。


僕は毎月婆ちゃんに会いに行く事を決めた。
後悔はしたくない。
もっと婆ちゃんの側にいたい。
もっと婆ちゃんの話を聞きたい。
もっと一緒に美味しい物を食べたい。
もっと、もっと・・・


家から30分くらいの所に婆ちゃんの家があるならば、しょっちゅう顔を出すのだが、片道2時間である。
でも、今はケロリンコペンがある。
マニュアル車だったパジェロミニとは違い、オートマのケロリン、遠出も楽になった。
2時間くらい何てことない。


途中眠くなったので、休憩を挟んだり、婆ちゃんと食べる昼食を買ったりしていたので、到着が遅れてしまい、到着した時には婆ちゃんは昼食を食べている所だった。
あと30分、否、1時間早く家を出ないと、いつも婆ちゃんのお昼の時間になってしまう。
まぁ、買ってきた昼食は夜ご飯にして って言ったけどね。


その昼食を買うときに情けない事に気づく。
婆ちゃんの好きな物を知らないのだ。
また、どれくらいの物まで噛めるのかも分からない。
そうだ、刺身は好きだったはず。
刺身の盛り合わせも買う事にした。
婆ちゃんは、豪華な夕食になる事を知って、喜んでくれた。


そうそう、“やらいでか”の牛筋の煮込みが婆ちゃんは大好きなので、アイスボックスに入れて、持っていくことにした。
温め方のコツを教えたから、美味しく食べられると思う。
牛筋の煮込みは2パック(タッパー2つね)持って行ったのだが、一つはお隣さんに婆ちゃんが持って行くと言った。
いつも婆ちゃんの事を心配してくれて、話し相手になってくれたり、一緒にお茶してくれたり、ご飯を分け合ったりしている、婆ちゃんの仲良しである。


婆ちゃんと一緒に、牛筋の煮込みを持って行って、挨拶とこれまでの感謝を述べた。
いつもだったら、PちゃんとT珍2人で挨拶を任せてしまうところだけど、僕からもきちんとお礼が言いたかった。
太ってしまった僕を見て、一瞬誰だか分からなかったようだが、すぐに打ち解けて、話をした。


情けない事に、小学生にもならない頃から婆ちゃんの家には来ているが、このお隣さんと話しをこんなにするのは初めてである。
お礼もまともに言った事がない。
婆ちゃんの所に来るのも、ケロリンコペンが届いたら直ぐにでも来るべきだったし、このお隣さんにも20年も前にお礼を言うべきだったと思う。


牛筋の煮込みのお礼にと、お隣さんがやって来て、ピーナッツみそ(千葉県はピーナツが有名だからね)を作って持ってきてくれた。
Pちゃんの大好物である。
それとフキ味噌作ってくれた。
貴重なフキを大量に必要なフキ味噌。
この時期しか食べられない珍味であるが、それも小皿に山盛りで分けてくれた。


このお隣さんと、婆ちゃんと、僕との3人で話をする。
成田山で、今日、イベントがあった事などを話した。
心配していた、無言の沈黙があるのでは?というのも、無駄な心配に終わり、婆ちゃんは終始ご機嫌だった。


2時間くらい話して、そろそろ帰るから、トイレ貸してくれって言って出てきたら、アイスボックスの上に封筒が置かれていた。
一応中身を確認する。
やはりというか、何というか、お金であった。
それも結構な高額で。


僕は婆ちゃんにキツめの言い方で、怒った。
「金が欲しくて婆ちゃんの所に来てるんじゃない」と。
婆ちゃんの気持ちも分からなくもない。
してやれる事といえば、それくらいなのだろう。
「このお金は、婆ちゃんが旨い物でも買うのに使ってよ。それでいつまでも元気でいて」とこれまたキツめに言った。
普段温厚な僕が、声を荒げるのを初めて聞いた婆ちゃんは、少し反省したらしく、もってけ、いらないの繰り返しの押し問答は起こらずに、素直に封筒を下げてくれた。


かずのすけ(姉)が子供(婆ちゃんからみてひ孫)たちが行くと、また大金を渡そうとするらしい。
受け取るわけないのだが、かなりの見幕で、怒り出すという話を聞いていた。
僕も婆ちゃんが、お金を引っ込めないならば、2度と成田には来ない くらいの事は言うつもりだった。
まぁ、僕も爺さんになって、ひ孫と違い、こいつにはやらなくて良いだろうと思ってくれたのかな?
理由はどうあれ、お金なんかいらない。
そんな物は要らないから、いつまでも元気でいてもらいたい。

婆ちゃんの家を出て、駐車場まで歩く。
婆ちゃんも見送りに出てきてくれた。
歩くのが遅くなった・・・・
背中もだいぶ丸くなったなぁ・・・・・
「来月も来るからね」
「体調の事があるから、何日に来るとは言えないのだけど・・・ 突然来るからね」
と言うと、婆ちゃんはこの日一番の笑顔を見せてくれた。

別れの時にする事がある。
握手である。
ビジネスマンがするような、力強い握手ではない。
両手で婆ちゃんの手を優しく握り、体温を確かめるような感じである。

いつまでもいつまでも、元気でいてもらいたい。
今日もあぜ道通信に遊びに来てくれてありがとう。

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まさ爺のつぶやき」カテゴリの記事

コメント

マー坊、こんばんは。

何ともホッコリできるエエ話です。
孫は何歳になっても孫なんだろうね(^^)
家の母も孫には甘かったぁ~
小遣いあげてたよ(笑)またウチの孫は受け取ってた(>_<)
まぁ20代だし学生だったからね(^^)

孫と祖父母が仲良くしてる姿をみるのは
とても素敵です。
変な言い方だけど後悔のないようにね。
私は両親をみっちり看護出来たから正直
後悔はないです。
それでも あれもしてあげれば良かったとか
これもしてあげれば良かったとか
思いますけどね…

子供の頃の思い出も大切だけど
今の、この年齢になってからの思い出も
大切にして下さいね。

カエルちゃんはマー坊をアクティブにしたね☺


ゆうさん、こんばんは。
私ごときの語りかけにhappyだなんてありがとうございます。
ゆうさんも立派なあぜ道ファミリーですからね
これから大阪のおばちゃんは…
もとい、宝塚マダムはどんどん口出ししますよ

皆で楽しく遊びましょう(^^)

M姉さん、こんばんは。
小遣いはアラフォーがもらってちゃまずいよね。
このお金で靴でも洋服でもいいんだけど、欲しいから、お店まで乗せてってくれ とかいう自分の為に使うなら、いくらでもお手伝いはするよなぁ。
もっと自分を大切にしてほしいんだけど・・・・

後悔したくない。
変な言い方じゃないよ。
ほんと、やれるだけの事はやった って思いたいもん。
M姉さんは、体調が悪い日も看護に行ってたもんね。
あの時は辛かっただろうけど、今になってみたら、大切な時間になったんじゃないかな。

カエルちゃんは、狭いし、荷物もそんなに乗らないけど、どこかにドライブに行きたくなるんだよねぇ~
とても良いことですよねぇ~


ゆうさんもあぜ道ファミリーですよぉ~
まさ爺にツッコミを入れるもヨシ。
話に関係ない近況を書くのもアリ。
まったりやりとりしましょ。

そういえば、婆ちゃんちに着いて、すぐにお昼ご飯一緒に食べて、仏壇に線香あげるの忘れてたな。
途中で、気が付いて、いいよいいよ、帰るときにすれば って話をしてたんだけど、帰るときも線香わすれそうになってんの(笑)

でもいい事かもしれないなぁ。
手を合わせる度に、泣いていた頃から比べたら、すっかり忘れて帰ろうとしてるんだから、傷も随分と癒えたのでしょう。

死んじまった人も大切だけど、婆ちゃんとお昼を食べる事も大切なんです。僕の中では。
(言い訳)w

まささん、M姉さんこんばんは。
素直に書いてはいるけどねこかぶってるところもあります…笑
まだコメントに、これはあかん?これはいい?とか、迷います。
親孝行、爺ちゃん婆ちゃん孝行いい話しですね。
私、身内で関わることはほぼないのですが、、
この前、近所の一人暮らしのお婆ちゃんに、「ねえちゃん、部屋の電気の消し方わからんで見てくれんか?」って。
平気で知らない人を部屋に入れる?と思いましたが頼られた感が心地よく、無事に届かない電気を消してきました。
(ゴキちゃんがいたけど、掃除はおせっかいだと思いやめました)
今日は孤独感が強くてだめだめな1日でした。ほぼ毎日、海の底に沈んでるような感じです。たまにぴょんと魚みたいにとびはねる日も…。

でもまささんやM姉さんに絡んでもらい感謝してます。
ありがとうです(^.^)


マー坊、こんばんは。

今日は色々と辛い1日だった。
耳の痛い事を言われたりしてふさぎ込んでいました。
誰に何をと言うのは書けないんだけど
当たり前の事を言われてるだけなのに
こんなにも落ち込むのは私がダメ人間だからなんだろうな~
例えば
糖尿病だから甘いものは食べるな。
これは当たり前の事で大概の人は
「はい、解りました」と努力をするよね
でも私はできない。
甘いものを減らしてはいるけど
まだまだ食事のカロリー制限はしてないし
運動もしてない。努力不足は否めない。
食事もダメ、あれもダメ、これもダメって制限される
事が多すぎて、多分、うつでなくても
死にたくなるんじゃないかなって思う。
世間の人は皆やってる事が自分には出来ない
もう人間をやってる資格さえないと思ってくる。
欲望ばかりがあるんだよなぁ~きっと!
そのどれもを人から注意される生活は辛い。
明日になったら少しは気持ちが変わってるかなぁ~

ゆうさんが言う様に私も海の底にいるみたい。
でも海の底だと無音で居心地がいいかも…
いや、そんか事はないよね
気が狂いそうだよね…

でもこうして吐き出せる所があるから
随分助かります。
1番苦手な努力と言うのをこれから毎日、エンドレスで
やってかなければなりません。
出来るかなぁ~…
それが出来ないと生きてけないんだろうなぁ~私。

ゆうさん、こんばんは。
近所の一人暮らしのお婆ちゃんには良い事をしましたね。
過剰に期待されたり、動ける日が当たり前のように思われると辛いですが、ちょっとした事でも必要とされる事はうれしいものです。
人のためになったというより、自分がここまで出来たというような、満足感に近いのですが・・・・
海の底、、、、 この言葉に皆共感していると思う。
もがいても浮上できないし、助けも呼べない、光が見えない等、辛いよね。


M姉さん、こんばんは。
M姉さんは強い人だと思ってますよ。
ポチさんのためでも、何でもいいので、努力しましょうよ。
コハルちゃんが20歳になるまで、生きていられるだろうか?と言ってましたが、生きられますよ。
努力、ノルマ、制限、そう思わないで、生きる為の目標くらいに思うようにして、少しずつやっていけば良いんじゃないのかなぁ?

マー坊、ありがとう

生きる為の目標。
生きようとしない所がダメなんだよな…

コハルが20になったところで
私は別に婆ちゃんでもないし
それまでコハルを愛おしいと思っているか?

もうね、考えが総てネガティブ。
こんな友達が居たら嫌だわぁ~ってくらい
最低な人って感じです。

要は生きてく楽しみが何もないからなのかね?

こんな嫌な事ばかり書いてゴメンね。

死にたくないでしょ?
もっと楽しい事がこれからもあるってば
まだまだ美味しいもの食べたいでしょ?

とかいう言葉は、うつ病仲間だから、そんな事言っても、何の説得力も無いのはわかるんです。
だからM姉さんに元気になってもらう言葉が無くて・・・・・・
ごめんね、力になれなくて。

気分だけでも少し晴れるようにしてあげたいのだけど、

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