“裏” あぜ道通信

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2016年5月 4日 (水)

トラブル塊との想いでの階段、ぼったくり駐車場とアホな僕

20160502千葉県成田市にあるP(父)の実家に一人行ってきた。
片道車で2時間ちょうどの道のりです。
毎月婆ちゃんの顔を見に行きたい。
後悔はしたくないからである。


婆ちゃんの家の近くにイオンのショッピングモールがあって、そこでお昼ご飯を買う。
足が弱ってきた婆ちゃん、買い物に行くのも大変だろうと、保存がきくものを適当に買う。
卵、鮭フレーク、ラーメンを買った。


婆ちゃんは何が食べたいんだ?と聞いても、何でも食べるとばかり言うので、困ってしまう。
大根やキャベツ、ニンジンなどの野菜は重いから、買うの大変だろう?買ってこようか?と言うと、それは要らないという。
なんとなくではあるが、刺身が好きだという事が分かってきたので、刺身の盛り合わせを購入。
あとはこの昼僕と食べる弁当だ。
肉は硬いので食べるのが大変になってきたと言っていたので、かつ丼などは避ける。
冷たいうどんと天丼が半分半分になっている弁当を買う事にした。


婆ちゃんの家に到着すると玄関が自動ドアのように開く。
婆ちゃんが中から開けてくれるのだ。
僕の車は覚えられないが、赤い頭は強烈らしく、すぐに僕だと分かってくれる。
赤い髪も中々役立つ時があるものだ。


一緒にお昼を食べる。
NHKのドラマを一緒に見る。
僕も婆ちゃんもあまり会話はしなかった。
前回は、沈黙にならないように、喋りまくったのだが、今回は馴染んだというか、家族がダラダラとテレビを見るような感じだ。
もうすぐ付き合い40年になるわけで、この沈黙は心地よかった。


それで少し食後の休憩をとったら、成田山に行くことにした。
婆ちゃんちからでも成田山の大塔が大きく見える程近い。
直線距離にしたら、500mくらいだろうか?
恐らくだが、一人で成田山に行くのは初めての事。
小学生の夏休みに毎年1週間くらい成田に泊まって、毎朝飽きもせずに成田山を散歩した。
あの時は弟もかずのすけ(姉)もいた。
この前来たときは、PやT珍(母)、姪甥達がいた。
いつも誰かと来ている。
一人は始めてだろう。


思い出がある。
爺ちゃんである。
ダメ男と言ってしまうと可哀想だが、かなりの問題児。
いつも日本酒を飲んだくり、部屋の隅にあぐらをかき・・・
まぁ、詳しくは書けない程なのだが、家の定位置にいるイメージしかないが、外で爺ちゃんを見たのは3回だけ。
脳梗塞?で病院に入院しお見舞いに行った時が1回。
葬式の斎場で、眠っている時が2回目。
晩年である。
最後の1回は最初にして、かなり時間が遡る。
僕が小学低学年の頃だろうか?
どういう訳だか、姉弟もいなく、爺ちゃんと二人だけで成田山に行った。
なぜ爺ちゃんが外に出ようと思ったのか?
僕だけを誘ったのか?
今となっては分からない。
途中の道や成田山の中を歩いた記憶は無いのだが、成田山に向かう階段のてっぺんに座り、一服する爺ちゃんの姿は鮮明に覚えている。
何も話さない。
ただタバコを味わっているだけの爺ちゃん。
トラブルの塊のような人だったらしいが、初の男孫だった僕はたいそう可愛がられたようだ。
でも何も爺ちゃんは話さず、タバコを吸っていた。
それだけなのですが、子供心に、愛されてる と感じた。


成田山は、僕の幸せの象徴だ。
行くと、小学生の夏休みにタイムスリップする。
まだ弟がいて、発病してなくて、悩みなんて無くて、人生の辛さも何も無かった。
成田山に来ると、あの頃の感覚に一瞬で戻るから不思議である。


さて、今日はゴールデンウィークという事で成田山への道は、車の渋滞。
途中にある駐車場も800円というややぼったくり価格である。
その脇をするすると歩く。
地元の人しかわからない、小道を通る。
この道を歩くのは何十年ぶりだろう。
この道が、爺ちゃんと2人で歩いたコース。
このコースを歩きたくなったのだ。
写真が、階段のてっぺん。
ここに爺ちゃんが座りタバコを吸ったのである。
奥に見える石を立てて塀を作っているのが成田山の外側。
これが膨大な敷地の外側を一周している。


何だか爺ちゃんがいるような気がして写真を撮った。
この場所を写真に撮るのは初めて。
家族ですら何の意味も見いだせないだろうこの写真は、僕だけの宝物になりそうである。


さて、成田山に来たのは理由がある。
御守りを購入するためである。
成田山のご利益は何だ?と婆ちゃんに聞いても良くわからないという。
なんでも屋なのか?
たしか交通安全と家内安全あたりの割と普通の物が専門だったはず。


買ったのは健康長寿と交通安全。
意外と安い。
本当は、本堂の護摩焚きで清めてもらって、パワーを強くしてもらいたかったが、手続きが必要なのか? 予約が必要なのか? 良くわからない。


頭が回っていなかったのだろう。
本堂にお賽銭をあげる事も忘れた。
護摩焚きが出来ないなら、本堂前の煙でも御守りに浴びせるくらいの気遣いもできたはずだが、全く頭が死んでいる。
いつもの数倍人がいるので、スタスタと帰路についてしまった。


さらに思えば、婆ちゃんに健康長寿の御守りを買ってやったら喜んだだろうなぁ。
買わなかった・・・・
アホな孫である。


片道2時間かかるし、夕方までに帰ってブブ彦先輩のトイレに連れて行かないといけないので、逆算すると14時~15時には成田を出ないといけない。
お昼を食べてすぐに帰らないといけないのが辛いところである。


来月も来れたら来るね と言って婆ちゃんに別れを告げる。
来る前に電話した方が良い?と聞くと、電話なんていらないと言う。
いつでもここにいるから と言っていた。
それが妙にあったかかった。

今日もあぜ道通信に遊びに来てくれて、ありがとう。

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